FUTURE BRIDGEミライにつなげる

レクチャー&ワークショップ

ジャズの文化に触れ、音楽を聴いたり、表現する楽しさを広げませんか?
今年は音楽文化についての講座、海外のジャズフェスティバルと音楽大学との交流事業や、障害のあるなしに関わらず参加できるミュージック・ワークショップなどを予定しています。

ジャズアカデミー

音楽やエンタテイメントについての公開講座を開講します。

  • 第1回 9月30日(金)

    講師:早川純(バンドネオン奏者 ※11/3 菊池成孔&ペペ・トルメント・アスカラール 出演)
    「バンドネオンを取り巻く歴史と、ポスト・ピアソラ」

    ドイツの田舎に生まれ、アルゼンチンでその音楽性を開花させたバンドネオン。大戦を経て生産中止となり、今も100年前の楽器が使われ、「絶滅危惧楽器」と称されることも。しかしその音色は憂いと色気を帯び、今なお鮮明な魅力を放っています。「タンゴの革命家」と称されるピアソラ没後30年の今年。バンドネオンを取り巻く歴史とピアソラの軌跡を辿りつつ、現在へと続くバンドネオン・ミュージックの世界を紐解きます。

    早川純

    講師プロフィール
    早川純 バンドネオン奏者

    東京芸術⼤学⾳楽学部楽理科卒業。ジェヌビリエ⾳楽院ジャズDEMを満場⼀致の⼀位で取得。2013年ドイツ・クリンゲンタールで⾏われた国際BNコンクールでの⼊賞を機に渡仏。パリを拠点として、ヨーロッパ各地で演奏活動を展開。
    2022年、イタリア・サルデーニャ島で⾏われるBNコンペティションにおいてfinalist3名に選出され、8⽉に現地で本選出演予定。バンドネオンの新しい可能性を独⾃のスタイルで追求している。

  • 第2回 10月14日(金)

    講師:土岐一利、若井悠樹(株式会社 チッタ エンタテイメント)
    「チッタ、たった、100年。 チッタグループ100年の歴史」

    何故創業が日暮里だったのか?
    何故映画館だったのか?
    何故川崎に拠点を移したのか?
    何故ラ チッタデッラだったのか?
    何故「カワハロ」が終わったのか...?
    創業から100年の歴史秘話を初公開します。

    株式会社 チッタ エンタテイメント

    講師プロフィール
    ⼟岐⼀利(株式会社チッタエンタテイメント)

    北海道千歳市出⾝。早稲⽥⼤学社会科学部卒業後、⾶⿃出版株式会社を経て、1994年カワサキ・ミス株式会社(現株式会社チッタエンタテイメント)⼊社。現在、取締役広報宣伝室⻑。

  • 第3回 10月21日(金)

    講師:外山喜雄(トランペット、ボーカル)、外山恵子(ピアノ、バンジョー)※10/29 しんゆりJAZZストリーム出演
    サッチモとジャズの故郷ニューオリンズに魅せられて
    外山喜雄・恵子の『サッチモ人生』

    “ジャズの王様サッチモ”ことルイ・アームストロングの⾳楽に魅せられ、1968年に夫婦で移⺠船ぶらじる丸に乗りニューオリンズへ。ジャズとサッチモの故郷でジャズ武者修⾏の5年間!サッチモの貴重なヴィジュアル資料を交えながら、“夫婦でサッチモ56年”にわたる⾳楽活動、ニューオーリンズでの武者修⾏、サッチモへの想い、“サッチモの孫たち”に楽器を送ってきた『銃に代えて楽器を』の社会活動などを語ります。

    外⼭喜雄、外⼭恵⼦

    講師プロフィール
    外⼭喜雄(トランペット、ボーカル)、外⼭恵⼦(ピアノ、バンジョー)

    デキシー、スイング等のオールド・ジャズに⽣きるジャズ夫婦。1968年に夫婦でブラジル移⺠船に乗り込みニューオリンズへ。ジャズの故郷でジャズを学び、ヨーロッパ、アメリカ各地を演奏旅⾏する。1975年に「外⼭喜雄とデキシー・セインツ」を結成。1983年の開業時から23年間、東京ディズニーランドの⼈気グループとして出演し、その後もニューオリンズ・スクエアで演奏を⾏う。外⼭喜雄のボーカルは、あのルイ・アームストロングにそっくり。⽇本のルイ・アームストロングとしてニューオリンズで開催されるサッチモサマーフェスト・ジャズ祭に13年連続で招待され、出演を果たしたほか、⽇本ルイ・アームストロング協会(ワンダフルワールド・ジャズ・ファウンデーション)の会⻑も務める。
    同協会の活動として1994年よりアメリア・ニューオリンズの⼦供たちへの楽器プレゼント運動を⾏い、2005年外務⼤⾂表彰を受ける。随筆、ジャズ評論等の執筆活動も⾏っており、著書に『聖者が街にやってくる』(冬樹社)、訳書に『独断と偏⾒のジャズ史』(スイングジャーナル社)、『ニューオリンズ⾏進曲』外⼭喜雄、恵⼦共著(冬⻘社)『聖地ニューオリンズ聖者ルイ・アームストロング』外⼭喜雄、恵⼦共著(冬⻘社)がある。また、⽇本で唯⼀のオールド・ジャズ16mm フィルムのコレクターとしても知られる。

[各回共通]

  • 会場 ミューザ川崎音楽工房 市民交流室
  • 時間 13:30~15:30
  • 参加費 各回1,500円
  • お申込み かわさきジャズチケットオンライン(今年度より受講チケットを販売いたします。)

    チケット購入について

デトロイト・ジャズ・フェスティバルと音楽大学の交流事業

米ミシガン州・デトロイトで開催される世界最大級のジャズフェスティバルの一つ、デトロイト・ジャズ・フェスティバルのミュージシャンと、川崎市内2つの音楽大学の交流事業を実施します。昭和音楽大学での公開講座はどなたでも観覧できます(事前申込制)。

  • 日時 10月7日(金)
  • 会場 洗足学園音楽大学(学生向けワークショップ ※非公開)
    昭和音楽大学 (公開講座として実施予定。詳細は決まり次第発表します)
  • コーディネーター 常盤武彦
デトロイト・ジャズ・フェスティバル

東京交響楽団×かわさきジャズ かわさきBRIDGEオーケストラ

障害のあるなしに関わらず、誰もが参加できるインクルーシブでクリエイティブな音楽ワークショップです。川崎市フランチャイズオーケストラの東京交響楽団の呼びかけにより実施する本プログラムは、障害のある人の音楽アクセス向上に取り組む英国のアート団体ドレイク・ミュージックの協力を得て、クラシックとジャズのミュージシャン、そして一般参加者と一緒に音楽を作り、発表します。パフォーマンスはどなたでも無料で観覧できます。

  • 開催日 10月8日(土)
  • 会場 川崎ルフロン 1階イベント広場
  • 参加アーティスト ベン・セラーズ(ドレイク・ミュージック)、東京交響楽団メンバー、かわさきジャズミュージシャン
  • 主催:公益財団法人 東京交響楽団
  • 協力:かわさきジャズ実行委員会、川崎市、ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)、川崎ルフロン
  • 助成:ブリティッシュ・カウンシル「UK in Japan legacy grants」

関連サイト 障害のある人の音楽アクセス向上―『かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト』について(ブリティッシュ・カウンシル)

【参加者募集】

かわさきBRIDGEオーケストラで一緒に演奏する参加者を募集します。楽器ができなくても、楽譜が読めなくても大丈夫。 即興演奏をベースとした、クリエイティブな音楽ワークショップです。
本番は川崎駅前の川崎ルフロン イベント広場!

募集要項はこちら(必ずお読みください)

応募フォームはこちら

応募締め切り 9月11日(日)※応募多数の場合は抽選となります

ベン・セラーズ
ベン・セラーズ(ドレイク・ミュージック)
©British Council
かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト
2021年に行った「かわさき♪ドレイク・ミュージック プロジェクト」ワークショップの様子
©British Council

小学校でのワークショップ

かわさきジャズでは、市内の小学校にミュージシャンが訪問し、ライブの楽しさを全身で感じてもらうワークショップを開催しています。(関係者のみのイベントです)

  • 開催日 9月16日(金)
  • 会場 川崎市立柿生小学校(※非公開)
  • 講師 福本純也チョコ・ラ・テ・ピアノトリオ [福本純也(p)、坪根剛介(dr,perc)、東野恵祐(g)]
小学校でのワークショップ